EMS（複合高周波電気治療器）

EMSとは？

EMSとは、Electrical（電気的）Muscle（筋肉）Stimulation（刺激）の頭文字をとった言葉です。
一般的な低周波治療器は皮膚表面から数ミリもしくは2㎝ぐらいの深さまでしか電気刺激が到達しません。しかし、当院のEMSは複合高周波といって皮膚表面から深さ15cmまで到達するので身体を支える腰の深部にある大腰筋にまで電気刺激が到達するのが最大の特徴です。ご自身で筋トレすることが難しかった部分を電気治療器で行えるようになったので筋トレが苦手な方や運動習慣のない方には強力な味方になります。

EMSの流れ

ベッドに仰向きに寝ていただき、お腹周りの皮膚に電極パッド（8か所）を貼り付けます。30分間電気を流して筋肉に刺激を入れます。電気刺激が苦手という方も中にはいらっしゃいますがみなさん時間経過とともに徐々に慣れてきますのでご安心ください。筋力トレーニングなので5分から10分ごとに出力を段階的に上げていく必要があります。この時も「痛みはないですか？」「刺激が強すぎませんか？」と様子を伺いながら実施するのでご安心ください。この電気を流す30分間はお客さまは何もする必要はありません。当院のEMSはただ寝て電気刺激を受けているだけで筋力トレーニングができる機器です。

EMSの効果

大腰筋の筋力が向上することで上体を支えることができるようになり、結果としていい姿勢を保てるようになります。

普段運動習慣のない方はEMSは週2回で3カ月間実施するメニューをお勧めしています。多くの方がEMSを開始して3週間経過すると筋力の向上を感じて3か月で上体が起き上がっていい姿勢へと変化してきます（個人差あり）。姿勢が改善することで身体の各部位への負担が減って症状の軽減にもつながってきます。お客さまからは「歩くときに安定してきた」「膝の痛みが軽減してきた」とよく聞かれます。

【研究データ】（エクスケア・ジャパン株式会社）

3メートル歩行時間：EMS前→EMS3か月後で平均8.5秒→5.5秒に短縮！（有意差あり）

腸腰筋（大腰筋）筋力：EMS前→EMS3か月後で平均3.8kg→5.0kgへアップ！（有意差あり）

片足立ち時間：EMS前→EMS3か月後で平均1.9秒→4.7秒へアップ！（有意差あり）

【最後に】
大腰筋という身体を支える筋肉は20歳を超えると毎年１％ずつ低下してきます。筋トレの習慣がない方は、50歳になったときは20歳の時の筋力から30％減り、60歳では40％と徐々に減って姿勢が前かがみになってきます。将来、いい姿勢で元気に健やかに生活できるようにEMSを試されてみてはいかがでしょうか？あなたの希望が叶えられるように全力でサポートさせていただきます。