水素吸入療法

活性酸素とは？

私たちは生きていくために呼吸をして体内に酸素を取り込みます。体内に取り込んだ酸素の約２％が、高い酸化力をもつ「活性酸素」になると言われています。

『活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となる。』（厚生労働省 eヘルスネット、https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html）

〇活性酸素には善玉と悪玉の2種類がある
善玉活性酸素は、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを排除して身体を守る免疫機能を担っています。
悪玉活性酸素は、健康な細胞や遺伝子を傷つけ免疫力、血管、血液にダメージを与えそれが様々な病気、老化へとつながっていきます。

〇活性酸素が発生する要因

発生因子としては以下のものがあります。

要するに人が生きているかぎり活性酸素は必ず発生するものなのです。
ですのでこれらが増加すると血液の質が低下してきます。

これを放っておくと、、、
悪玉活性酸素が以下のような症状を引き起こします。

逆に体内の活性酸素が減れば、、、

では活性酸素を減らすためにはどうすればいいのでしょうか？

活性酸素を減らすには（抗酸化作用）

活性酸素を減らすための方法が２つあります
〇体内にある酵素（抗酸化酵素）を使う
ＳＯＤ、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼが体内で合成されて活性酸素を無毒化します。但し、抗酸化酵素を作り出す年齢のピークは20代でそこから徐々に減少し、40代で急激に減少する。
〇抗酸化物質を摂る
水素、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、カテキン類など

水素吸入が最強

抗酸化物質の中で「水素」が最強と言われています。水素は宇宙一小さな分子なのでビタミンなどが入れない脳や細胞の中まで入り込み酸化を抑えてくれます。また水素は善玉活性酸素には反応せず細胞にダメージを与える悪玉活性酸素（ヒドロキシラジカル）にだけ反応し無毒化して水となり尿や汗として体外へ排出してくれます。ビタミン類は消化吸収に数時間要するのに対して水素吸入は瞬時にイオン化して悪玉活性酸素を無毒化します。

〇水素吸入とビタミンCサプリ、水素水との比較

質・量からも水素吸入が効率的！

水素吸入の期待できる効果

水素の評価

水素ガス吸引療法は厚労省も認める先進医療
水素ガス吸引療法は2016年12月に正式に厚生労働省が指定する「先進医療B」として、認可されました。

厚生労働省の定める「先進医療」とは
先進医療とは、保険診療との併用が認められた医療技術で、保険診療としては適用されないが、効果が期待できるため今後の検証をしていきましょうと、厚生労働省が認めた治療方法や医療技術ということです。

水素ガス吸引療法は「先進医療B」に区分
この先進医療には、先進医療Aと先進医療Bの2種類があります。先進医療Aは、薬事法上の認可が下りた医療技術。他方、先進医療Bはまだ薬事法の認可が下りていない医療技術や療法と区別されてます。

水素吸入療法の流れ

当院では①整体時に水素吸入を同時に行う場合と②水素吸入のみ行う場合があります。
①整体時に水素吸入を同時に行う場合
ベッドで仰向きに寝て鼻にカニューレと呼ばれる管を付けて20分間水素を吸入します。この時、お客さまは普通に呼吸していただいて構いません。その状態で整体を行っていきます。
②水素吸入のみの場合
リクライニングチェアに座って心地よい角度に背中、足を調節していただきます。上記同様に鼻にカニューレを付けて20分間水素を吸入します。本を読まれても眠られても構いません。リラックスしてお過ごしください。